こんにちは!キャンペジアです!
運転中に、野生動物と遭遇した場合の対処や知識、自動車保険のあれこれについて…!
疑問に思う内容を、簡単に解説していきます。
【予備知識】鹿の習性について
集団行動
鹿は群れで生活する動物で、1頭飛び出してきたら、4〜5頭は出てくる可能性があると言われています。また、夜間帯に活動することが多いと言われていますが、昼夜を問わず活動することができます。1頭いればその近くに群れがあると想定し、冷静なって運転するようにしましょう。
ジャンプ力
鹿は1.5m程度あれば軽く飛び越えることができます。エサを探しに移動している中で、網が張ってある道路でも、道路目がけてジャンプして飛び出してきます。道路標識に注意して運転しましょう。
方向転換
鹿は大変臆病な動物で、遭遇しても基本的には鹿の方から逃げていきます。ただし、中にはパニックになってしまい、こちらをめがけて突進してくることもあります。注意して慎重に運転しましょう。
【対処法1】鹿とぶつかった時の3つの対応について
道路管理者に連絡
ひかれた鹿をそのまま道路上に放置しておくと、二次災害を引き起こす可能性があるため危険です。
道路トラブルの対応をしてくれる全国共通の道路緊急ダイヤル(#9910)へ一報入れましょう。
ちなみに24時間受付の通話は無料です。※050から始まるIP電話は使用できません。
道路緊急ダイヤルの通報手順について
- 「#9910」に電話
- 自動音声により、道路の種類(高速道路かそれ以外か)を尋ねられるので番号入力
- オペレーターにつながるので道路に動物の死骸がある旨を伝える
- 場所を聞かれるので、おおまかの住所(市町村まで)を伝える※地図アプリで確認すると良い
- 各道路管理者に転送される
- さらに具体的な場所を伝えて終了
警察に連絡
鹿との衝突は物損事故扱いとなり、まず逮捕されることはありません。ただし、警察を呼び事故として処理してもらわないと、車両保険は下りないため、保険を使って車の修理をするのであれば、警察に連絡し事故証明を取っておきましょう。
なお、事故現場から離れすぎたり、警察への電話が次の日になってしまった場合には、車の損傷が本当に鹿の衝突によるものなのか、事故現場の確認などでかなり時間を取られますので、できる限りその場で行うようにしましょう。
保険会社に連絡
鹿との衝突した車の修理に保険を適用する場合は連絡しておきましょう。
保険の適用を行うかどうかの判断に迷われている場合であっても、ここで電話して鹿との接触事故があったことを記録として残しておかなければ、あとから保険適用できなくなる可能性もありますので、必ず一報するようにしましょう。
なお、鹿との衝突事故は「動物との衝突」という項目で扱われ、この項目をカバーしている車両保険であれば修理することが可能です。
【対処法2】保険適用後の等級について
保険適用なしで修理を行うと、60万円ほどかかってくる可能性があります。車を継続して乗るのであれば、保険の適用は視野に入れておきべきでしょう。
ただし、保険の適用を行う事で、費用の一部は補填してもらい修理にかかる金銭ダメージは少なくなりますが、代償として、加入されている保険の等級が下がる事になりますので、金額を比較してから保険を適用するか検討しましょう。
本来の等級割引率が適用されなくなる。
車両保険を使った場合は、元の等級に戻るまで事故有係数(低い割引率)が適用されます。同じ等級であっても車両保険を使わずに1等級上がった人と比べると、支払う保険料は割高になります。
等級に関する情報は、こちらの記事が参考になります。
翌年から支払う保険料が高くなる。
車両保険を使った場合、等級がダウンします。3等級ダウン事故の場合だと、3等級ダウンし元の等級に戻るまで3年かかり、単純に等級割引率が低くなるため翌年以降、支払う保険料が高くなります。
保険利用有無による保険料の比較については、こちらのツールが便利です。
では、bye-bye☆三
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