ネットワークエンジニアはオワコン!!??現在と将来性について解説してみた。

IT
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みなさん!!
どうも、キャンペジアです。
先日参加してきた「Aruba Atmosphere’23」の余韻がまだ抜けてませんが
そろそろ現実を見ないといけませんね。
ということで、google大先生にネットワークエンジニアについて教えてもらおうと
検索バーに入力したところ
「ネットワークエンジニア オワコン」「ネットワークエンジニア 将来性 なし」
「ネットワークエンジニア やめとけ」
と何一つ良い候補がないじゃないか!!
現役ネットワークエンジニアとして、これはいかんと思ったので
今回は、私が思うネットワークエンジニアの将来性について皆さんにお伝えしたいと思います。

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ネットワークエンジニアの将来性について

結論から言います。
ネットワークエンジニアの将来性は「ありまくり」です。
このコロナでネットワークエンジニアの重要性が世界に知れ渡り
さらに、ランサムウェアの蔓延で拍車をかけたようにセキュリティの重要性に注目されています。
これからネットワークエンジニアは必要不可欠な存在であり、今後もっと必要とされる職業となります。

ネットワークエンジニアがオワコンといわれるのはなぜか

これには様々な理由が存在します。
その中でも次にあげる理由が影響しているんじゃないかと思われるので
その理由と解説をしていきたいと思います。

厳しい労働環境

これは、オワコンといわれる前からありました。
ネットワークエンジニアがというよりは、「IT業界」全体がそうだと思います。
が、他の要因にプラスされてオワコンといわれてると思います。
この労働環境については、下記で解説しているので興味がある方は見ていってください!!

加速するクラウド化

ここ数年、AWSをはじめ様々なクラウドが急発達を見せています。
この波に乗って、自社内にあるサーバをAWSへ移行する。
なんてこと多いのではないでしょうか。
クラウドで一元管理ができれば、運用管理に割く人材を削減できると
誰しもが思っているところ。
確かに運用管理者の人数は削減につながるかもしれませんが
これがネットワークエンジニアのオワコン化につながるわけではありません。
なぜなら!!

AWSに移行できるのは一部

各企業が一元管理を求めてクラウド化を進める中、いざ移行するとなると
様々な障害が発生します。
それは、自社内で利用しているアプリがレガシーOS(古いOS)でしか動かせないものであったり
通信経路とファイアウォールの位置づけであったりと理由は様々ですが
最終的に落ち着くのが、一部をクラウド化し一部をオンプレとして物理サーバーを残すといった
方法をとるのが多くあります。
そうなると、どうでしょうか。
オワコンになるどころか、クラウドとオンプレを接続する構成を検討しないといけなくなり
構築難易度は確実に上がります。
むしろ、ネットワークエンジニアの需要が高くなる要因となり
オワコン化とは程遠くなります。

クラウドは仮想のサーバ

クラウドとは仮想のサーバのこと。
サーバ単体ではできることは限られてきますし、セキュリティ面も不安があります。
サーバとはネットワークとセットで無限の可能性・拡張性を引き出すことができます。
そうです。
ネットワークとは切っても切り離せない存在なのです。

IoTの急成長

IoT(Internet of Things)とは何か。
ざっくり簡単に言ってしまえば、今までインターネットに接続されていなかったものを
インターネットに接続し、遠隔で操作できるようにしよう。です。
一般の家庭で例えるならば、家のコンセントに接続して利用できる
スマートコンセントなんかがありますよね。
これは、コンセントをインターネットに接続し、スマホから電源のON/OFFやタイマー機能を
利用できます。
これが、一般家庭レベルであればインターネットにつないでスマホから操作するだけでいいのですが
会社で利用するとなると、それなりのセキュリティが必要になります。
そうなるとファイアウォールを導入したり、会社内の通信を分断したりとネットワークの構築が
必要不可欠となります。
これはIoT化が進めば進むほど、ネットワーク屋の仕事が増えていくということです。

AIや自動化で対応できない複雑性

今はAIや自動化がよく話題に上がってきますよね??
実はChatGPTに相談するとネットワーク機器のConfigを作ってくれたりしますし
すでに自動化は導入されています。
ここで皆さんこう思いましたよね??
「ネットワークエンジニア要らなくね??」
いやいや、一旦落ち着てください。
ChatGPTが作れるConfigは王道中の王道。
そのレベルなら一般人がネットで検索すれば構築できるよって設定しかできません。
また、自動化についてもこれもまた王道の設定しかできないのです。
そう、ここで必要となるのは千差万別の環境に最適なネットワークの構築です。
自動化で勝手にConfigを変えられたのではたまったもんじゃありません。
複雑なネットワークを構築でき、お客様のニーズに合った環境を構築できるのは
まだまだ、「人」であります。

ネットワークに対する認識

最近、ランサムウェアでの攻撃が多いですよね。
いたるところでニュースを見かけます。
コロナに入る前、ネットワークの提案にお客様へ訪問するとよくこんな話をされます。

「今期の経費で導入したいアプリがあるからネットワークに予算を割けない」
「予算が余れば、検討するので年度末に近くなったらまた来て」

そうです。
目に見えないところですし、費用対効果の見える化がかなり難しいネットワークは
会社にとって優先度は低かったのです。
それがどうでしょう。
コロナになって、テレワークが増えたことによってネットワークの「必要性」を認識いただけたのではないでしょうか。
さらに、ランサムウェア騒ぎでセキュリティの「重要性」も認識いただけたと思います。
これによって、ネットワークの整備やセキュリティの向上に対する予算が取りやすくなったことにより
最近では訪問しなくても、相談の連絡が来るようになりました。
この影響がさらに広がれば、どんどんネットワークのお仕事は増えていきます。

ネットワークエンジニアの将来性

ここまで解説した内容を見ていただければ、ネットワークエンジニアの将来性がまだまだあることは
わかって頂けたのではないでしょうか。
ネット検索で言われているオワコン化はおそらくネットワークエンジニアではない第三者では
ないかなと思います。
IT業界全体が人手不足であることから、正直くいっぱぐれはない職業だと思います。
また、実力主義な業界でもあるためスキルがある人はどんどん年収が上がります。
またSESでネットワークエンジニアをやっている方は、ほかのITの業種と違い
年齢が上がるにつれてどんどん単価も上がっていきます。
これは、ネットワークの構築に経験値が大きく関与してくるからです。
経験を積めば積むほどより最適化されたネットワークを構築することができます。

まとめ

どうでしたでしょうか。
オワコンといわれているネットワークエンジニアですが、オワコンどころか
どんどん重要性が上がってきています。
さらには、このお仕事は「人」でしかできないことも相まって
絶対につぶれることがない職業であります。
安定した職業が無くなってきている今、かなりHOTな職業なのではないでしょうか。
これを機に、興味が湧いた方は一度検討してみてくださいね。

ではではこの辺で
(@^^)/~~~

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